初心者講座【1】
ラケットの持ち方と打ち方
ラケットの持ち方は大きく2種類に分かれます。
①シェークハンド
卓球人口の8~9割がこのシェークハンドを使用されています。ラケットの持ち方は握手をするように握ります。ラケットの板を挟みラバー(ゴム)を両側に貼るのが特徴。ラバーを貼った両面を使って打球します。
握り方は握手の形を作り、上からラケットを握ります。親指、人差し指でラケット挟み、グリップ(柄)の所は3本の指で握ります。
親指と人差し指の間の”水かき”の所がラケットに触れている事を意識しましょう。親指と人差し指はラバー(ゴム)に乗せるように持ちます。親指は中央にマークや文字があるので、そこに沿わせます。人差し指はピン!と立ち過ぎないようにゴムの下端に合わせます。
持ち手の3本の指はポジションから外れないように気をつけましょう。特に女性や子どもなど手の小さな方は小指が外れないように注意しましょう!
②ペンホルダー
ペンホルダーはその名の通り鉛筆を握るように持ちます。親指・人差し指中指をラケットの面に沿合わせて握ります。ペンホルダーには日本式ペンと中国式ペンの2タイプのラケットがあり、それぞれ特徴があります。
日本式ペン
ラケットにはラバーが1枚のみ接着します。片面のラバーで全部のコースに対応します。
人差し指をコルクの突起に引っ掛けるように持ち、その隣に親指を優しく沿わせておきます。裏側の3本の指は卵が入るように丸く指を曲げてラケットに沿わせます。ラケットに設置する指は中指の第二関節から先となります。
正しい持ち方をすると、日本式ペン特有の短いボールの扱いや手首の自由が利きやすくなるのでまずは正しい持ち方を覚えましょう。
中国式ペン
中国式ペンではラバーを2枚貼り両面で打球します。ペンホルダー型の選手でもこの中国式ペンが主流になってきています。中国式ペンはシェークハンド同様丸型のラケットです。
ラケットの握り方は日本式ペンと同じく鉛筆を握るように持ちますが裏側でも打球するため少し異なります。ただし、人差し指を引っ掛けるようにもつのではなく親指・人差し指・中指の3点で支え均等に力が入るように持ちましょう。親指・人差し指の間は少し感覚をあけて持つようにしてください。
きれいな持ち方が出来るとバック側の裏面もしっかりと打てるようになります。